平成29年度 綾部商工会議所青年部 会長所信
心技体
~僕らがYEGであるために~
綾部商工会議所青年部 第37代会長に就任致しました仲江紀人です。36年という長い年月をかけ、諸先輩方が築き上げてこられた青年部の会長職を務めさせていただくにあたり、光栄に感じると共にその重責に身が引き締まる思いです。
近年の青年部活動としては、会員の資質向上を図る研修会、学美磨専科として一般参加者を交えての経営塾、地域交流事業サマフェスあやべ、青年部主催ドッジボール大会、こどものための職業体験あやザニア、婚活事業綾コン、会員家族を交えた親睦会などの企画運営を行っており、皆様方のご理解ご協力に改めて御礼申し上げます。
私は青年部に入会し様々な事業に携わった中で仲間と意見を出し合い、悩み苦労しながら思いを形にしていく青年部の楽しさや面白さを実感し、組織の中で役職をいただきその任務を全うすることに充実感も得ております。そうした経験をしてきた今、改めて認識できたことは青年部活動の原点は自企業発展であり、私達はYEG、つまり若手企業家集団でなければならないという思いです。
青年部は設立37年を迎える青年経済団体となり、多くの諸先輩方が活動して来られたことに思いを巡らせると、改めて歴史の長さと、伝統の深さを感じます。時代の変化に対応しながら重ねられた歴史、受け継がれてきた伝統を重んじると同時に、私達はYEGとして誇りと責任を持って、一人ひとりが現在の自分に満足することなく、YEGを通じてさらなる資質向上を目指し、次代へ進んでいかなければいけません。そのためには、時には自分を押し通す熱い思いで議論し、自分に必要なものを貪欲に探し求め、対人関係において積極的に交流していくことが必要と考えます。
このような思いから、今年度の会長所信として「心技体~僕らがYEGであるために~」としました。青年部における「心」とは、それぞれの夢、青年部や仕事に対し若さと情熱を持って議論し挑戦すること、「技」とは、青年部に入ったメリットを活かし、青年部だからこそできる事業を通じて自身の成長に繋がるビジネススキル・知識を身につけること、「体」とは、縁あって青年部で出会った会員同士が生涯続くような豊かで信頼できる人脈を作ることと考えます。青年部活動を通して、これらを積み重ねていくことが自己研鑽、自企業発展、地域社会の発展に繋がり、ひいては僕らがYEGであるために必要なことと確信いたします。
さらに、本年度は出向に関しても重要な年であり、例年の京都府商工会議所青年部連合会出向理事及び専門委員に加え、京都府商工会議所青年部連合会会長、日本商工会議所京都府商工会議所青年部連合会代表理事を輩出させていただきます。府青連会長と京都府代表理事を同時に輩出するこの特別な年度を良い機会ととらえ、会員全員で出向者を支えること、つまり府青連事業に熱意を持って挑戦し、自身の成長になる学びや気づきを得て、新たな人脈を築くことがこれからの綾部商工会議所青年部の新たな飛躍に繋がると考えます。
最後になりましたが、私自身が心技体を鍛えることで、より一層魅力ある綾部商工会議所青年部への架け橋になれるよう全力で会長職に邁進する所存でございます。皆様のご支援、ご協力の程、何卒よろしくお願い申し上げます。